しんかい6500に乗りたい!

update 2006.8/7

 

しんかい6500に乗ってみて

  世界最高の有人潜水艇「しんかい6500」。その名の通り6500mの深さまで潜ることができます。その研究成果などは、教科書にも載ってます。でも、クルーの乗り込みから、揚収までの様子はあまり目にしません。宇宙探査では、ロケット打ち上げや宇宙飛行士の食事などは大事なシーンなのに。と、いうわけで「しんかい6500」の出発、中の様子、食事、浮上といったシーンを紹介します。私は海洋研究開発機構に職を移してからの5年間に3回ほど深海調査に参加する機会を得ました。ここにあるのはその間に撮りためたものです。

動画を見よう!

ソナーやモーター音も入った臨場感あふれる約12分のムービーです。

 ■ ウェブで見る(フラッシュ版)

 ■ ダウンロードして見る(QuickTime/iTune版)

高画質(77MB)

 

ムービーの内容

  「しんかい6500」の母船「よこすか」です。船の後甲板にハンガーとAフレーム(青色のAの形をしたクレーン。潜水艇を持ち上げる。)があります。
  ハンガーに格納されている「しんかい6500」です。単に「しんかい」とか、「6K」とも呼ばれます。これは台車に固定されている状態です。
  今日は海況もよく潜航調査が実施される予定です。早朝から最終チェックが行われています。潮や荒天の日は潜れません。水中は波も風ないので荒天でも関係ない気がしますが、潜艇の投入・揚収作業ができないのです。
「しんかい」にはパイロット2名、研究者1名が乗り込みます。入り口は船体上部の黄色の部分にあります。
 入り口のハッチから中を覗いた様子です。人間が入るのは直径2mのチタン製の耐圧殻という球体の中です。内側には操作パネルがぎっしりです。底にはクッションが敷いてあって、ここに3人が座ります。ヘタに椅子があるより、この方がいいです。
  窓は三つあります。左側が研究者の窓です。ここから海底を観察します。低い位置にあるので寝転んでノートをつけます。この位置だと岩石も生物も目の前です。
  さて、出発準備がちゃくちゃくと進行しています。外部電源ケーブルがはずされました。ここからはバッテリー駆動です。「しんかい」のおなかに抱えているリチウムイオンバッテリーがすべてです。頼むぞー。

  ハッチが閉まります。ゴムパッキンはゴミ一つつかないように丁寧に清掃されます。髪の毛でも挟まったらたいへんです。 ハッチの閉まる瞬間だけは、少しいやな感じです。閉じ込められたって感じがするからです。
「ハッチ閉鎖」
「船内気圧1016。酸素放出開始」
  窓から外を見ます。小さな窓ですがよく見えます。
  タラップもはずされました。ハンガーから甲板へ移動させなければなりません。
  船は常に揺れるので、台車もしっかりと固定されています。「しんかい」を台車ごと甲板に移動させるため、留め金をはずします。
  ごとん、ごとん、と台車に載せられたまま「しんかい」がハンガーから出されます。
  海底で試料を採取する道具や、海底に設置するマーカーが着水・潜水時に落ちないようにアームで固定します。
  船体を持ち上げるためにクレーンに接続されます。これが手作業なのがたいへんなのです。
  ぐぐぐっと持ち上がったところです。船上なので、揺れ防止ワイヤーでガイドされます。
  クレーンに完全に固定されれば、揺れません。このまま持ち上げれて海へ。
  ワイヤーが巻きだされて、徐々に海面へ。もうすぐ着水です。
 

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